9月16日(日) |
3:00pm |
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ダルエスサラーム着
ダルエスサラームの空港到着後、飛行機のタラップを降りた所に送迎のマイクロバスが来ており、そのままVIPルームへ。
VIPルームは新築で、非常に豪華できれい。VIPルームに着くとDr. Sanywaと横江さんが出迎えてくれた。1時間半ほど通関作業を待つ。残念ながら、日本から持ってきた荷物がひとつ紛失し、結局最後まで見つからなかった。
通関作業終了後、MUHAS眼科専用の運転手をしているジェフリーと横江さんの車2台でSerena Hotelへ。ちなみに、Serena Hotelは昨年から宿泊し始めたMövenpick Hotelと全く同じホテルであるが、タンザニアの法律では経営を始めて何年かすると法人税が増えるため、税金対策のためにその都度ホテルの名前を変更しているとのこと。名前さえ変えれば違うホテルとみなされて増税を免れるそう。
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9月17日(月) |
10:00am
10:50am |
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ムヒンビリ大学(MUHAS)着。 会議室にはドクター、研修医、技術者等、総勢12名が集まっており、寄贈品を贈呈。寄贈品の詳細を説明したところ非常に喜んでもらえた。
日本のドクター3名が講演 MUHASからの聴講者:Dr. Dilawar Paduani, Dr. Celina Mhina, Dr. Amar Mourgawa, Dr. Mustafa E. Yusufali, Dr. Christine Matoma, Dr. Lufunga Nghungu, Dr. John Kirumbi, Dr. Cyprian G. Ntomoka, Dr. Nyaluke Paul Peter, Dr. Muna Cosmos Gin (MD5), Dr. Lullioba Bushi (MD5), Dr. Mulesi M. Elly (MD5)
*MD5: 5th year medical student (タンザニアの研修医は5年間)
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10:50pm |
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埜村先生による講演
藤田眼科での白内障手術教育システムについて
・埜村先生が藤田眼科で実際に受けたドレーピング、ウェットラボ、イメージトレーニング等の 説明
・ビデオを見せながら、藤田眼科の日帰り白内障手術のフローを説明
【質問】
・どのような抗菌剤を使用しているか?
・術後に抗菌剤を眼内に注入するか?
・多焦点レンズの使用経験はあるか?
・イメージトレーニングとは具体的にどのように行っているのか?
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11:15pm |
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小嶋先生による講演
CCC, US, Phaco Chop, Divide and Conquerのコツについて。 白内障オペでのそれぞれのフェイズを図で示しな がら丁寧に説明。聴講者には講演資料のコピーも 配布。
【質問】
・器械の設定値は?小嶋先生の設定値を教えて ほしい
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11:45am |
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山崎先生による講演
Dr. Sanywaの日本での研修の様子をシェア。 皆、日本での研修に非常に興味を示していた。
2014年に東京でWOCが開催されるため、その際に 日本での研修を検討中。
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12:30pm |
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MUHASの職員用食堂で昼食
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1:45pm |
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机太郎を使ってウェットラボセッション。 まず山崎先生がデモをし、MUHASのドクター達に 指導。CCCの練習。 その後、小嶋先生に交代して引き続きウェット ラボで指導。
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2:30pm |
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山崎先生と埜村先生が在タンザニアの日本人女性
患者(60才)を診察。
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2:00pm |
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昼食後に再度ムヒンビリ大学病院へ戻り、山崎先生が日本人駐在員のお子さんの眼科検診を行うが、途中で停電になり検査機器も停止して難航する。20分ほどで停電が解消されたので、再検査。特に異常は認められなかった。
レフケラの使用方法をDr. SanyiwaとDr. Amarに指導するも、途中、再度停電になり時間がかかった。
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6:00pm |
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在タンザニア日本大使公邸にて岡田大使、黒須 医務官、MUHASドクター11名とJTEMSTメンバー で和食での会食。 会食中、MUHASで最も長い間看護士よりコメント:
昨年寄贈してもらったSurgical Bedは非常に役に立っている。かつては患者を抱えてベッドに乗せなければならなくてとても大変だった。ある団体がMUHASの眼科オペ室は要件を満たしていないから閉鎖すべきだと伝え、厚労省から査察が入った。厚労省が実際にオペ室を確認したところ、環境はとても整備されており、器機も揃っているので閉鎖の必要なしとの判断が下った。これも皆、日本チームのお陰とのこと。
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9月18日(火) |
9:00am |
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本日の手術対象者4名の術前検査を行う
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9:30am |
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オペ室へ移動。 オペを始めようと思ったらいきなりオペ室の壁の 修理が始まりオペを始められず・・。 壁の修理が終わるまでの1時間。隣のオペ室での 小児のオペを見学。
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10:30am |
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壁の修理がやっと終わり、オペ準備開始。
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11:45m |
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オペ開始。
1例目:70代男性 [術者:小嶋先生] 2例目:60代女性 [術者:埜村先生、小嶋先生] 3例目:60代男性 [術者:小嶋先生、Dr. Sanywa(オンサイトトレーニング)]
4例目:年齢不明、女性 [術者:小嶋先生、Dr. Nyaluke(オンサイトトレーニング)]
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15:00pm |
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器械のメンテ開始
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15:30pm |
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MUHASのメンバーとの会食。 会食中に、寄贈品リストの確認と2014年日本で 開催されるWOCの際にMUHASのメンバーを1名日本 研修に招待する旨伝え、打ち合わせ。
Dr. Matakaから以下のコメント:
JTEMSTのメンバーが提供してくれる手術器機とオペ技術のお陰で、我々は確実に前進する事ができている。いつも何かをしていただくばかりでこちらからは何も提供できておらず申し訳ない。今後ともJTEMSTのメンバーと良い関係を構築していきたい。
山崎先生からのコメント:
我々も今後ともMUHASのメンバーと良い関係を築いていきたい。今後もこのプロジェクトが継続していくことを祈っている。
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